介護を頑張る家族さんに必要な考え方があります。
それは、介護を頑張る家族こそ、
自分の状態を良くすること
に努めることです。
本日は先日の私の体験談を踏まえ、
自分の状態を良くすることに努める重要性について解説します。
みなさん、こんにちは。
ふくしっ子ブログのいろは子です。
私は、介護業界で14年仕事をしてきました。今は居宅介護支援事業所の主任ケアマネジャーとして勤務し7年目になります。
先日の出来事
先日、こんなことがありました。
私には、小さい子供がいます。
週末、仕事が休みの日の朝に、
起きると、肉体的にも精神的にも、
身体がきついのです。
私は、今日1日、子育てをするのが不安になりました。
出来事から知った心得
その時に私は、ハッとすることになります。
良い子育てをする為には、自分が良い状態でいる必要がある。
私が現在おかれている立場は、子育ての話ですが、
介護に置き換えて考えると、
良い介護をする為には、自分が良い状態でいる必要がある。
となります。
逆を言えば、
自分が悪い状態であれば、良い介護はできません。
家族である高齢者を幸せにはできません。
当たり前のように感じる人もいるかもしれませんが、
簡単なようで、
とても難しいことです。
人は、他の人の為にエネルギーを使う時、自然と無理をしてしまいます。
子育てや介護など、支援を必要としている人をお世話するのであれば、
なおさらです。
また、日常的にそういう環境下にあると、
人は、子育てや、介護から解放され、
身体を休めることに対し、
引け目を感じてしまいます。
そんな引け目を感じる必要はありません。
あなたがいるから介護を受ける人は、
今の生活を続けることが出来ています。
だから自信を持って身体を休めることに時間を使うべきなのです。
よく介護サービスについては、本人主体という考え方があります。
しかし、もっとサポートする家族へ、
パワーレス状態になれば生活が成り立たない家族の介護力へ、
焦点を当てて考えることも必要なのではないでしょうか?
発散の方法は人それぞれですので、
自分が発散できることを見つける必要はあると思います。
本人と相談して折り合いをつけてもらうことも、
選択肢の一つだと私は考えます。
終わりに
私は、福祉に関わる人がもっと自分をより良い状態に維持することができれば、
介護業界やその他福祉業界、その関係者にとって、
もっと良い業界になると信じています。
一緒にそんな業界を作っていきましょう。
最後まで見ていただいてありがとうございました。
みなさん大好きです。