介護のお悩み相談

敏感力と鈍感力というストレングス

皆さんこんにちは、ふくしっ子ブログのいろは子です。

私は、子供のころ

母親と、父親から

いけないことをするとよく叩かれていました。

今だから分かりますがいけないことをしたことは自分が悪いです。

しかし、あの頃の私は、そんな母親や父親の表情を伺い、

自分の思っていることが言い出せない節がありました。

つまり、何をするにも、話すにも敏感に周りの反応を気にしていたような気がします。

人の表情、しぐさ、声のトーンなど、

いわゆるノンバーバルコミュニケーションから情報を読み取る練習だったように思います。

私は、介護に関わる仕事をしています。

介護の仕事をするにあたり、

相手の気持ちを敏感に察知する敏感力は、とても大切です。

幼い頃から敏感力というストレングスを伸ばせる環境で過ごせたことは

両親にとても感謝しています。

しかし、敏感すぎると周囲に気を配れる反面、

精神面がとても疲れてしまうこともまた事実です。

そんな私を周りは、メンタルが弱い人。

と言います。

一方で鈍感力という考え方もあります。

鈍感力もまたストレングスです。

鈍感力がある人とは反対に何が起きても動じない人のことです。

表情一つ変えず、淡々と問題を処理する。

そんな管理職がいるととても頼もしいです。

人に安心感を与えることができます。

だから私は鈍感力を持つ人を羨ましく思うこともあります。

しかし、

私は、介護に関わる仕事をしています。

敏感の反対は、鈍感です。

メンタルが強くなるということは、

鈍感になるということです。

私は、介護に関わる仕事をしています。

人の痛みを理解して関わらなければならない仕事です。

敏感でいることはとても大切です。

そして鈍感な人には、分かってあげることの出来ない

人の考えや気持ちを少しでも理解しようとする強みがあります。

敏感でいることはその人のスキルです。能力です。

これからも私は、自信を持って敏感力を研ぎ澄まし、

私が関わる人を理解し幸せにできるよう努めていきます。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

みなさん、大好きです。