介護のお悩み相談

できる対人援助職が実践する相手の価値観を理解するための方法

人の価値観は、過去の経験から形成される。

みなさん、こんにちは。

ふくしっ子ブログのいろは子です。

私は、介護業界で14年以上仕事をしてきました。

今は居宅介護支援事業所の主任ケアマネジャーとして勤務し7年目になります。

そんな私が実践する

相手の価値観を理解する方法は、

ズバリ、

生活歴を知り価値観との関係性について思い巡らす。

です。

実はコレ、レベルの高い対人援助職は皆やっています。

それでは、解説していきまーす。

生活歴とは

まず生活歴とは、

どこで産まれ、

幼少期をどのように過ごし、

就いた仕事や結婚歴の有無など

どのように生きてきたか、どのように生活してきたかという

その人がこれまで生きてきた歴史のこと

価値観とは

価値観とは、

物事の価値についての個人的な考え方のことを指します。

価値観は、自分たちが過去に経験したことから形成されます。

本日の出来事

本日、他のケアマネさんから利用者さんの引き継ぎを受けました。

その利用者さんは、時間を大切にする価値観をお持ちのようでした。

過去にどんな経験や経歴があるのだろう。

そう考えて引き継ぎ先のケアマネさんへ情報収集をしてみることにしました。

私は、「この方は、どのようなお仕事についていらしたのでしょうか?」

と尋ねました。

そのケアマネさんは支援に直接関係ないので把握していません。

と答えました。

本日の出来事から考える生活歴と価値観

今回引き継ぐことになった利用者さんは、

時間に厳しい両親から育てられたのかもしれません。

あるいは、

お付き合いしていた方が時間にルーズで毎回デートの度に待たされて

嫌な思いをした経験があるのかもしれません。

その人の価値観は全て過去の経験から作り出されます。

だから私たちは、利用者さんの昔のできごと、

生活歴」を知りにいかなければなりません。

利用者さんから引き出さなければなりません。

生活歴を深く知り理解するれば、

その人の価値観に触れるエピソードを聞くことができるかもしれません。仮にできなくでも

出された情報の中から、

価値観を想像することができるやもしれません。

まとめ

  • 生活歴を深く理解しましょう
  • 価値観を想像しましょう
  • 収集した情報の中から価値観を想像しましょう
  • 価値観が想像できたら、その価値観を受け入れましょう

最後まで見てくださってありがとうございました。

みなさん、大好きです。